>> やまざきの苦悩。

土山



今日の4時限目の体育はバスケだった。
俺と土方さんは違うチームで俺は土方さんの試合を見学してた。
土方さんはかっこよかった。
試合中土方さんをガン見してた。
(高杉も河上のことかなり見てた。)

授業が終わって、屋上で昼飯を食べた後土方さんはタバコを吸って、俺はその横でケータイをいじりながら土方さんを見てた。

「お前さ…よく俺のこと見てるよな。」

いきなり土方さんが話しかけてきて持っていたケータイを落としてしまった。

「え…、まぁ…ハイ。」

「今日、体育の時間も見てたよな?」

「っ……」

土方さんはSだ。
今だって俺の反応を見て楽しんでる。

「なに?俺のことそんなに好き?」

ニヤニヤしてる土方さんもかっこいいな。
なんて現実逃避してみた。
土方さんは顔がいい。というよりも俺の周りには顔のいい人が沢山いる。
沖田さん、高杉、河上、担任の銀八も目は死んでいるが綺麗な顔立ちをしている。
そんな顔が今目の前にある。

「…土方さんは、いじわるですね…」

わかってるくせに。
沖田さんよりドSなんじゃないのか。

「お前だってドMちゃんだろ?」

や ば い。
スイッチを入れてしまった。
あぁ、否定出来ない自分が悲しい…

「…だったらどうするんです?」

「可愛いがってやるよ。」

その笑顔に思わず期待してしまって、
やっぱりMなんだろうなぁ…

なんて。








あれ?2回目…?



久々の更新です。
放置してすみません!
読んでくださった方、
ありがとうございました!

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