>> 爆発しろ 佐→←政+小太官 伊達不在 風魔が普通にしゃべります 「なぁ、男同士ってどんな感じなの?」 笑顔でそう唐突に聞いてきたのは幼馴染みで遊び人、らしい猿飛佐助 軽そうな外見ではあるが意外にも硬派な男だし、現在進行形で片想い中だから(前田談)噂もあてにならないが。 しかしそんなことよりも今重要なのは何故こいつが己とあの人の関係についてを知っているのかである。俺だってあの人との関係を大事にして、あの人に負担を掛けないよう努力しているつもりだ。 同性というのもあり普通よりも世間体、と言うものを気にしなければならないし、外では堂々と手を繋ぐことにも抵抗がある(らしい。俺は別段気にならない。) だから俺もかわいらしい恋人の自慢はしないし、(たとえ許可があっても絶対にしてやらないが)写真も見せない。 そんな訳で俺に恋人がいることは誰も知らないはず、だが。 「風魔、聞いてる? 」 「…なんで知ってるんだ」 「だってたまに迎えに来るだろ?あの時だけお前嬉しそうだし、普通分かるだろ」 ヒラヒラと顔の前で手を振る男に尋ねれば、一瞬だけ考えて平然と答えた。 「………」 たしかにあの人の休日など、都合の良い日は迎えに来てもらう時もある。だがそれだけで分かるものなのか。まあこの男が鋭すぎるというのもあるのだろうが、それでもこちらとしては隠しているつもりだったのだからあまりいい気はしない。 それにしても、今日の第一声がこの一言とは、この男にはデリカシーというものがないのか。 そもそも俺は「攻め」であるらしいからあまりやる事は変わらない気がする。どっちにしろ突っ込む側なのだから。どう、といわれたら気持ちいい、としか言えない。 「…普通」 「…、はぁ」 ため息をつかれても、特に言えることはないのだ。女とするのと大差無い。だが強いて言うなら、セックスしている時のあの人の可愛さは異常だ。 羞恥に染まる頬や薄く開いた唇は 何度も俺を呼び口づけを乞う。 肩に食い込む爪さえも愛しく思える。 「おーい、風魔?」 「………」 思い出したら会いたくなった。 幸いこの後に授業はないし、早く帰って食事の準備でもしていようか。 「あーあリア充爆発しろよ、まじで」 思考が顔に出ていたのか猿飛が嫌そうな顔をしている。 「……」 猿飛はそう言うがお前と伊達の両方から惚け(という名の相談)を聞かされている俺のほうがそう言いたい。 手伝うのも面白くないから黙っておくが。 爆発しろ 風魔は思考の中で()が多そうです 佐政とこたかんなのに受け二名が不在 ちなみに佐助は風魔が受だと思っています 無意識バカップル佐政(^^) |