>> 気にしない男

佐政



コンビニで立読みをした。

恋人と長続きする方法だかなんだかの特集で、彼氏に可愛く思われる(らしい)アピール方法が紹介されていた。

段々立読みがダルくなって、雑誌を買って家に帰った。別に上手くいってないわけじゃないが恋人に可愛く思われるのはいいことだ。


レジで店員に少し変な顔をされた。
(立読みしてる時も視線を感じた)

なんだか気にくわなかったがあいつの照れた顔を思ったら笑いがこぼれた。


機嫌よく歩く俺の手元では女学生が読むようなピンクを基調とした雑誌が揺れている。




気にしない男








コンビニで堂々とそういう雑誌を立読みする伊達が好きです。




「#オリジナル」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -