「って、訳なんだよ、リボーン。雲雀さん、やっぱり奈都姉のこと…!!」

「そりゃ、あの雲雀が気にいらねぇ女を傍に置く訳ねぇだろ」

「だよなぁ…、はぁ…、まさか義兄さんって呼んでも構わないとか言い出すなんて」

「で?」

「ん…?…でって何だよ」

「奈都がマフィアの事を知っているかどうかは分かったのか?」

「え……?」

「昨日の夜、調査するとか何とか言って今朝は早く起きたじゃねぇか」

「……」

「まさか雲雀にライバル宣言されてすっかり忘れた、とかじゃねぇだろうな」

「………そのまさかだったりして、ははは…」

「アホツナ」

「あいたーっ!!」

「本当にダメダメのダメツナだな」

「だからって蹴ることないだろ!?三回もダメって言うなーっ」



end

prev next

人気急上昇中のBL小説
BL小説 BLove
- ナノ -