にっき | ナノ






昨日の夜お母さんと喧嘩した。
さっきはごめんねって言われて、別にいいよって答えた。
でもなんとなく許せなくて、今朝は話したくなくて急いで家を出たら、宿題を忘れた。
もうどうでもいいけど。

私の母は家の中で陰口を言うのですが、どうせなら全然聞こえないところで言ってくれればいいのに、といつも思います。
気づいていないふりをしていつも気づいていて、そのたびに傷ついていないふりをしていつも傷ついています。
母はきっとそのことについて「ごめんね」と言ったのでしょうが、どうせまた言うのだから謝る必要なんてないのです。
母のことを快く許せてしまえたら。
もしかしたら、大きな後悔を生み出すかもしれないのに。

今日はこんなに綺麗な朝焼けなのに、私はこんなに悲しい気持ちで、オレンジ色の空を見ると涙が溢れそうになります。
きっと母を悲しませたでしょう。
先生には怒られるだろう。
確信を持って、今日はついてない日だ。






「#エロ」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -