接吻、

屍塚 禹伊(もっとまえ)

裏設定
(記憶改竄されているので、本編には全く出てこない。一応こんな幼少期でした。)

雷塵会という所謂ヤクザの家に生まれた。
二重人格になったのはこれに因るところが大きい。
そのことと元元の気の弱さ(一般的には気が弱いというよりは優しいなどというが、ここはまぁそういう家なので。いや、ヤクザが優しくないとか言うわけじゃないんだけど?まぁ、そのへんは知らないのでなんとも)もあって、学校では苛めを受けたりもした。
零來(〔れいらい〕この頃の名前)の通っていた学校は頭は悪くないが、治安が物凄く悪かった。
本人は本当は嫌だったのだが家に押し切られ入学することとなった。
家が家なので表立って苛められるということはなかったが、その代わりに精神的に苦痛を感じるような苛めが目立った。
助けを求められるような相手は居らず、そんな時にもう一つの人格が出来上がった。
名前は弌(いち)という。
ただし、弌は総ての記憶を有しているが、零來は弌である時の記憶を持たない。
弌であるときに行方不明者になったので、零來は最後どうして自分が行方不明になったのか、全く分からない。