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19-03

「純さ、俺との未来を考えるなら、別れる時じゃなくて、デートするなら、とか…前向きなことを考えてくんね?俺、別れる気ないからさ。」

目から鱗だった。
言われてみれば、私はマイナスのことばかり考えてた。
来るか分からない別れのことばかり考えて、一番楽しいことを考えてなかった。
未来の考え方、間違ってた。

「うん、これからはそうする。」

私がそう言うと、私の大好きな笑顔を返してくれた。
やっと、この笑顔を手に入れられたんだって実感した瞬間だった。

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