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14-03

とりあえず、ヤマトを睨みつけながら、事の流れを簡潔に説明した。

「ふーん。ま、純にもなんか事情があるんじゃねぇの?」
「そうかもしれねぇけどさ!話したくても話せねぇから、事情とかがわかんないんだって!」

あの後、俺は純とちゃんと話そうと思って、純を何回か呼び出した。
しかし、その度に用事がある、とか空も一緒に、とか。
とにかく、純は俺と二人きりになることを避けているみたいだった。
あの告白のことを話したくても話せない。

「どうしろっつんだよー!」
「ま、時間がなんとかしてくれるんじゃねぇの?」

ヤマトのやる気のない発言にムカついて、手を出してしまった。
ヤマトに相談した俺がバカだった!
マジどーすりゃいいんだよ!

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