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12-02
次の日、熱も下がり、学校へと向かった。
一応、病み上がりだし、朝練は休むことになった。
けれど、放課後には部活があるし、会わないわけにはいかない。
気まずい。
けれど、このままずっと気まずいままなんて絶対に嫌だ。
「純、今日、なんだかおかしくない?なにかあった?」
「ううん。大丈夫だよ。ごめんね、心配かけて。」
考え過ぎて、今日一日上の空だった。
もちろん、自覚もある。
授業の内容も頭に入ってないし、お昼ごはんを食べたのも覚えてない。
…でも、空にはまだあのことは言えない。
「そう。しんどくなったら言いなさいよ?」
「うん、ありがとう。」
空はなにか気付いてるんじゃないかと思ったけど、なにも言わないでいてくれたから、私はそれに甘えて言わないことにした。