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僕らのウォーゲーム act.13

パソコンを見ると、ウォーグレイモン、メタルガルルモン、アンティラモン、ラピッドモンが傷ついた姿で宙を漂っていた。

「ウォーグレイモン!ウォーグレイモン!」
「アンティラモン!ラピッドモン!」
「太一!純!光子郎!お前ら何やってたんだよ、馬鹿野郎!」

ウォーグレイモンたちはわずかに反応するもののダメージが蓄積しており、体を動かせないようだった。

「俺が…俺が傍にいれば、こんなことには…」
「二人に会いたい…二人と一緒に戦いたい…」

ふと、光子郎が口を開いた。

「“また負けちゃったの?”」
「なに?!」
「今のはキャンベラから。“せっかく勝てそうだったのに。なにしてるんだ。”これはベルリン」
「光子郎くん!なに言ってるの!ちょっと太一も!」

純が言い終わるより早く、太一は光子郎に掴みかかっていた。

「届いたメールを読んでいるだけです!」
「光子郎、てめぇ!」
「二人とも、いい加減にしてよ!喧嘩なんかしてもなんにも解決しない!」
「純の言うとおりだ!今は喧嘩してる場合じゃねぇだろ!よく考えろ!」

純とヤマトに宥められ、太一は光子郎から手を離した。



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