夏色ドロップス | ナノ

act.03

その途中、デビモンがなにかを海の中に隠したという情報をホエーモンから聞き、その場所へと向かうことになった。

「私は先へは進めませんので、ここでお待ちしてます。」
「ありがとう!」

海の中にあった洞窟を奥へ奥へと進むと、コンビニが見えてきた。
子どもたちは走ってコンビニへと向かうと、コンビニの手前の地面が割れ、中からドリモゲモンが現れた。
ドリモゲモンの頭には黒い歯車がささっていた。

「黒い歯車…!!」
「やっぱりまだあったじゃないか!!」

ドリモゲモンは子どもたちの前に立ちふさがり、自らの角を回転させて、子どもたちへと向かってきた。

「デビモン様の命により、ここには立ち入らせん!」
「ヘン!そんなドリルなんか怖くないやい!ゴマモン、進化!イッカクモン!」

イッカクモンはドリモゲモンに立ち向かっていく。
子どもたちはその隙にコンビニへと向かっていった。
子どもたちがコンビニの中へ入ったとき、ドリモゲモンがコンビニの入り口にぶつかった。

「イッカクモン!手加減してくれよ!」

丈のその声が聞こえていないのか、イッカクモンはハープーンバルカンを放ち、その影響でコンビニ内には煙が立ち込めた。

「ワテにもやらしてーな!テントモン、進化!カブテリモン!」

イッカクモンとドリモゲモンの戦いを見ていたテントモンは進化して、ドリモゲモンに向かっていった。
そして、そのまま黒い歯車を取り除いた。
正気を取り戻したドリモゲモンは一目散に自らが出てきた穴へと戻り、姿を消した。


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