夏色ドロップス | ナノ

act.04

「コロモン、進化!アグモン!」
「ツノモン、進化!ガブモン!」
「ピョコモン、進化!ピヨモン!」
「チョコモン、進化!ロップモン!」
「グミモン、進化!テリアモン!」
「モチモン、進化!テントモン!」
「タネモン、進化!パルモン!」
「トコモン、進化!パタモン!」
「プカモン、進化!ゴマモン!」

光が消え去ると、目の前には先ほどまでの姿とは似ても似つかないデジモンたちの姿があった。
それでも何故か、子どもたちはそこにいる彼らが自分のパートナーデジモンたちであると確信していた。
デジモンたちはすぐにクワガーモンへそれぞれの技で攻撃を仕掛けた。

「ベビーフレイム!」
「プチファイアー!」
「マジカルファイアー!」
「ブレイジングアイス!」
「ブレイジングファイア!」
「プチサンダー!」
「ポイズンアイビー!」
「エアショット!」
「マーチングフィッシーズ!」

先ほどとは比べ物にならない攻撃にクワガーモンはあっけなく倒れてしまった。

「やった…やった!勝ったー!」

子どもたちはそれぞれ姿形が変わったパートナーデジモンたちと喜びを分かち合う。
しかし…

「太一!危ない!」

純の叫びも虚しく、瀕死の状態で現れたクワガーモンによって、子どもたちは断崖へと落とされるのであった。


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