夏色ドロップス | ナノ

act.04

空一面が一瞬パァッと輝き、遠い悲鳴が聞こえた。
その時、ひとかたまりになって落ちてくる八人の子どもたちの姿が見えた。

「太一!太一!太一!」
「ヤマト!ヤマト!ヤマト!」
「純!純!純!」

彼らは嬉しさのあまり、ピョンピョンと飛び跳ねながら、パートナーの名前を呼び続けた。
そして、子どもたちが空中で八つに分かれた時、彼らはパートナーたちの元へと向かった。


彼らの長い長い冒険はこれから始まる。


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