memo | ナノ

memo
12.9.20 ラブブラ 空side

「付き合ってるの!」

その言葉を聞いた私は正直、やっと言ってくれた!と思うだけだった。
前からヤマトくんの好きな人は私じゃないって気付いてた。
それでも、気持ちだけは伝えたくて、クリスマスの日にケーキを渡しにいった。
その先にいたのはヤマトくんとバンドメンバー、そして、私も大好きなあの子。
敵わない、と思って、告白なんて出来なかった。

そしたら、いつの間にかヤマトくんへの気持ちが恋愛感情ではない別のものに変わっていったの。
不思議よね、気持ちって。

だから、本当にヤマトくんと付き合ってるって聞けて嬉しかったの。
付き合い始めてから、だいぶ経ってからっていうのは気に食わないけれど、今の気持ちを伝えていなかった私も悪いと思うし、許してあげようと思う。

あの2人を見てると、私も頑張ろうって思えるの。
だって、とっても素敵なのよ?
お互いがお互いを必要としているのが分かるっていうか。
例えば、「あれ」や「それ」でなにが欲しいのかわかるなんて熟年夫婦みたいでしょう?

本人たちにそう言えば、顔を真っ赤にして夫婦じゃないよ!なんて言うの。
本当可愛いわよね。

私は今のこの関係に満足してる。
付き合えてたら、とも思うけれど、あの2人を超えるようなカップルにはなってなかったと思うの。

だから、私はこれでよかったと思ってる。
次の恋愛では私も幸せになりたいなぁ。


***

L is Bの空視点もどき。
思いつくまま書いて、手直しもしてないから、メモに。

追記は空が吹っ切れてないver.です(´Д` )
悲恋系になるのかな…?

iPhoneから送信

more!

comment : 0

↑back next↓
×
「#幼馴染」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -