年頃の男の子は盛んになって大変だ。たった今私の中で果てたくせして既に蘇りつつあるそれにため息が出そうになる。エレンの顔を見ると案の定物欲しげな目つきで私を見つめ返してきた。

「まだするの?」
「…嫌なら一人でするからいい」
「嫌じゃあないよ」

一度不愉快そうにそれた目は輝きを取り戻して再び私を捉える。性欲なんかに支配されているようではまだまだだなと思った。もちろん私もだ。

「エレンが一人でしてるのは見てみたい」

彼の膝の上から退き、向かい合って座った。私の中から溢れる精液がシーツに染み込んでいく感覚がじわじわ感じられる。私が見守る中、彼の右手はそっと動いた。








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