食器もきれいに洗って拭いて棚へ戻した。洗濯物も晴天の下干した。今日は月曜日、燃えるごみも地域のステーションへ出しに行った。玄関側と庭側の窓を開けることでこもった空気を入れ換えた。カーテンが風に舞ってなびく隣で、吸引力の変わらない掃除機をかけた。埃ひとつなくなった床はクイックルワイパーでピカピカに磨いた。夜ご飯はスタミナのつくものがいいと私の相棒は言っていたので、行きつけの肉屋までステーキ肉を二人分買いに行った。トイレのブルーレットがきれていたのを思い出し、近くのスーパーで詰め替えと食後のデザートを少々買った。急ぎ足で帰路につき、相棒が帰ってきたらすぐに肉が焼けるよう準備をした。それから私の相棒は帰ってきたときいろいろと汚れて帰ってくるので風呂に先に入りたがる。よって風呂掃除を1時間かけてやった。相棒の好きな薬湯を用意したところでもう夕方になった。あと数十分もすれば愛しいあの人が帰ってくる。最後に玄関を掃除してドアを磨いて私たちの靴を揃えたところでインターホンが鳴った。ジャスト6時。急いでドアの鍵を開けてお迎えをする。

「ただいま、ランス」
「おかえりなさい、なまえ」








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