近くに甘味処が新しくできたというので銀さんを誘いに万事屋へ寄ると、真昼間だと言うのにやはり主人は悠々と寝ていた。新八くんも神楽ちゃんもいないようだ。こういう時に私の悪戯心が働くからよくない。あたたかな日差しが降り注ぐ布団をゆっくり退けてパジャマも脱がせてしまう。下着の上から撫でたり揉んだりを繰り返すと頭上から間の抜けた声がした。

「…おい、おいおい」
「銀さんおはよう」
「なんだこれ。まだ夢見てんのか俺は」
「何て夢見てるの」
「いやあなたが何て事してるの」
「まあまあ」

すでに準備ができた状態のそれをさらに擦り続けると色っぽい息が漏れる。ほんの悪戯のつもりだったのにいつの間にか私まで興奮してきた。だから拍車がかかってきたところで待てをされた時は思わず息が抜けていくような消失感だったんだ。期待はいい方に裏切られた。

「どーせもう濡れてんだろ」
「いかにも」
「脱げよ」

言われるがままスカートはそのままに下着を脱ぐと手を引かれて銀さんに跨る形になった。銀さんが腰を掴んで一気に入る。がつがつ動かされたら何から何まで吹っ飛んだ。

「あ、そういえば、銀さん」
「何だよ」
「近くに、甘味処できたって。一緒いこ」
「…まさかそれ言いにきただけ?」
「うん」
「あー。やられた」








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