「…だめ、やばい」
「いい、の間違いだろ」
「そこ弱い、やだ」

ずん、とさらに奥を突かれる。理性とは縁をきった体が腰を振ったりのけぞったりと大忙しだ。グリーンは私の頬や首のあたりを犬みたいにべろべろ舐めてくる。下のほうの熱と比べてぬるい刺激。ギャップがたまらない。

「いっちゃう」
「俺も、そろそろ」

びくびくと痙攣して記憶が一瞬飛んだ。グリーンも中で果てて、子宮に彼の精液が注がれた。栓をしているつもりなのか、しばらくグリーンは抜かなかった。

「子どもできるかなあ」
「可能性はあるでしょ」
「なまえ似の女の子がいい」
「やだ。グリーン襲いそう」
「ばか言え、なまえがいんだろ。あ、嫁にだせねぇか」
「はやいよ」


ちょっと言い方気に食わなかったけど、反復させたら相当恥ずかしくなった。もっともっとグリーンが欲しい。気持ちが伝わったのか、彼はふたたび腰を動かした。








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