アロエヨーグルトを食べ終わって銀色のスプーンを片手でへし折った。いらいらするんだ。誰にというわけでもなく。何にというわけでもなく。ただあなたが愛しすぎる自分に苛立ちを覚えているような気がする。気がするだけだから違うような気もする。

「シルバーとしたい」
「バトル?」
「うん」

ウソです。私が求めているのはもっと、破廉恥なこと。ひとつになりたいのです。あなたと。私のことを溶かして使い物にならなくしてほしいから、私と心中でもどうですか。できるだけ早く。








「#エロ」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -