Love love show1
「おあいて2〜!もう一回!」
「まだやるの?
俺には絶対勝てないって」
「やってみなきゃわかんないでしょ!」
今日はせっかく彼氏のおあいて先輩の家に遊びに来たのに、その弟のおあいて2とずっとリビングでゲームをしていた。
リビングの大型テレビの前でゲーム機を囲んで騒いでる私達をソファに座っている先輩は面白くなさそうな顔でじっとみている。
―バンッ
そして、何も言わずに急に立ち上がると、乱暴にドアを閉めて出て行ってしまった。
その姿を横目に、私とおあいて2は顔を見合わせる。
「…作戦成功じゃない?
ほら、兄さんのとこへ行ってきなよ」
「うん!わかった! ありがとね!」
そう、おあいて2とばかり遊んでいたのはわざと。
この間、先輩のバイト先のカフェに行ったら、綺麗なお姉さんに話しかけられてデレデレしてるのを見つけて悔しかったから、仕返しをしたいと思っていた。
それで、仲良しのおあいて2に相談したら、嫉妬させればいいんじゃないかって。
だから二人でおあいて先輩ヤキモチ作戦を立ててそれを久しぶりのデートで実行したのだ。
先輩の部屋のドアをノックして中へ入れば、ベッドに座って漫画を読んでいた。
「ねぇ、先輩…」
私が話しかけると
「何?おあいて2と遊んでればいいだろ?
俺、マンガ読んでて忙しいから!」
私の方も見ないで不機嫌に言い放つその手元を見れば、マンガ雑誌が逆さまになってる。
「…おあいて先輩、それ逆だよ?」
「わっ!?マジで?」
慌てて確認する恋人は、どんどん顔が赤くなる。こんな風にちょっと抜けた所応が可愛くて、思わず後ろから抱きついてしまった。
「先輩ごめんね?
ヤキモチ妬かせたくて
おあいて2に協力してもらったの」
私がすべてを告白すると
「えっ!?なにそれ!」
おあいて先輩が驚いてこっちを振り返る。
「だって、この間見ちゃったんだもん。
バイト先で綺麗な女の人やカワイイ女の子達に囲まれて
嬉しそうにしてたの…だから不安で…」
「そっか…俺、気づいてなくて…」
そう告げると、先輩が申し訳なさそうな顔をしていた。
部屋の中が一気に静まり返る。
「ごめん、なまえ。
どうしたら許してくれる?」
「キスしてくれたら」
先輩の問いかけにキスをおねだりすると、彼の唇が私の唇に重なった。
優しく舌を絡められて啄まれれば、ふわふわとした気分になる。
名残惜しそうにその唇が離れると
「これだけでいいの?」
先輩がおあいて2みたいな意地悪な笑顔を見せる。
「キスだけじゃやだ…」
私がそう告げた瞬間、ベッドへ押し倒された。
先輩が優しくキスを落としながら、服を脱がせていく。
指が優しく丁寧に私の身体に触れてくる。
そっと私の胸に手を伸ばして、やわやわと優しく揉んできた。
「はぁ…う…あっ…」
胸の蕾に吸い付かれると、思わず吐息が零れてしまう。そして、自分の中から、蜜がジワジワと染みだしてくる。
「なまえ、もうこんなに濡れてる」
「だってぇ、先輩がぁ…」
その細くて綺麗な指が私の中心を掻き回す。
くちゅくちゅと音がして、腰の力が抜けてきた。
「はぁっ…あっ…先輩…?」
膣内も蕩けて、もう少しって所でおあいて先輩が指を抜いてしまった。けれども、その代わりにもっと熱くて固いモノが入り口にあてがわれた。
「なまえ、挿れてもいい?」
いつの間にか服を脱いでいた先輩はゴムを着けて私の中に入ってきた。
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