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「じゃあ何故私を襲うこのムッツリ」
「喧嘩売ってる?」
「少なからず。だってレンが女苦手とか言うから!」
「だって●●は女飛び越え、」
「前にも聞いたわ!!!!」
はぁ、と再び出掛かるため息を飲み込みレンと並んで歩いた。
暖かい大きな手の延長線上にレンの顔を見上げるとなんとも言えない表情をしていた。
どうしたの?
学園祭楽しくない?
私変な事言った?
…って何気使ってんのよ私。
「ほら、レン!賞金のためにもいっぱい稼ぐわよ!」
「面倒になってきた」
「はぁ!?」
「って事で帰るわ」
「させるか!!!」
「嘘だし。帰るとかしないしー。●●ちゃんは馬鹿ですかー」
キャラ崩壊が激しいなレン。
もう返す言葉も探せません。
それこそ本当に面倒くさい!!!
□歯車と不協和音□
(ちゃん付けとかキモい!!)
(ふーん、そんな事言うんだ)
(ぎゃあぁぁああぁぁ!?そんな目で見ないで!!)
(じゃあ流し目?)
(無駄に色気を出そうとするな変態!!)
(上目遣いは?)
(キモい!!元のサイズになってからなら大歓迎)
(ショタコンは健在か)
(私はショタコンではない!!)
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