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「●●!いま落ち着いてるからレン君と二人で学祭回ってきなさい★」


「え、いいの?」


「そのかわりレン君のお兄さんは置いていってね!あと●●のお兄さんも」






カイトは相変わらずレンとにらめっこし、お兄ちゃんは姿がみえなかった。





「もちろんそうさせてもらう。ありがとう、理子君」








からかい混じりにそういうと、女とは思えない表情で微笑み返された。
はい、あなた様にはかないませんとも。







「レン!綿菓子食べに行こ」



「わた?あ、もこもこしたヤツのことか。じゃあなバカイト。マスターによろしく」






皮肉たっぷりとしか取れない口調でカイトに手を振り教室をあとにした。















□レゾンデートルの危機□





(●●)
(...いきなり手繋ぐのやめてくれる?)
(綿菓子っていうのは甘いのか?)(全力で無視か!!それともスルーなの!?)
(全力でスルー)
(あぁもう泣きたい)



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(律音さんお久しぶりです)
(君は...)
(アンドロイドの様子はどうですか?)
(それはオレよりも、君のほうがもっと詳しいんじゃないかな)
(お互い様です)





next-star06.



20090912


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