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レンが執事服着てくれるなら大分とお客さん増えそうだよね。 とかなんとか考えながら、相変わらず美しい内装をみる。
これは本当にメイド&執事喫茶って感じするわ、うん。 てゆうか私メニューもなにも知らないんだけど接客できるのかな。
…まぁいいか。 出来るできる。
「ところでレン。理子知らない?」
「臣連れてどっか行ったけど。多分見回りじゃね?てゆうかその服マジやばい脱がしていい?脱がすわ」
「やめろ!!!羞恥プレイにも程あるわ!!それに着てる事事態もう何かのプレイに思えてしょうがない」
文化祭の間ずっと着るのかと思うとかなり鬱に入ります。
周りを見渡すとパタパタと動き回る人たち。 私も棒立ちばっかりしてるのはいい加減申し訳ないし何か手伝おう。
「ちょっとレン!あの人に何か手伝うことないか聞いてきて」
「面倒くさ!!自分で聞けよ!!」
扉の前で様子を伺ってる、執事服を着た多分クラスメイト。 短い銀髪が異常に清楚感がある。
「だって…私が会話すると潤滑に話し進まないからさ」
「開き直るなよ…。てゆうかちょっとは改善しようとしろ。そして男以外に聞け、ってまず俺の話を聞いてから行け!!」
…改善。 改善ねぇ。
そんな事考えたこともなかった。
「すみませ、―ん…」
別段話さなくても学校生活はおくれるし、とかなんとか屁理屈並べて避けてただけかも知れないけど。
「…どうかした? ●●」
「え?あ、いや、なんでも…あ、っとて、手伝うことないですか!!!」
名前を呼ばれたことにびっくりはしたけどなんとか要件は聞けた! ちょっと意気込んでたけど一歩前進にございます。
「じゃあちょっとこっち来てくれる?」
「あ、はい…んも!!!?」
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