レン







「マスターはどんな俺が好きなんですか?」

「いきなりどうしたの?」



さっきまで黙って大人しくしているかと思えば、真剣な顔をして質問してきた。


どんな、って言われると困るなぁ。


「例えば、ショタレンとかマセレン、イケレン、ヤンデレンとかツンデレン、ヘタレンとか色々あるじゃないですか」


「...私のPCデータいじったでしょ」


静かだったのを安心して放って置くんじゃなかった。
画像はちょっと見せられないマセレンとか、完璧逝っちゃってるヤンデレンとかあった...けど後の祭り。


「俺マスターが好きになってくれるならなんでもするよ?」


きゅん。
健気!!レン君健気!!!
余りの可愛さによだれが出そうになったけど我慢。


「それじゃ、今のままでいて?」

説得力が無いとか言われても仕方ないくらいよその子見てるけど、私が一番みてるのはレンだけ。

「それじゃ好きになってくれない」

「私が好きなのは目の前にいるレンだけだよ」

どうしたら信じてくれる?





「じゃあキスして」


ニヤリ、と笑った。




(キャラが定まってないのもいいかも)
(マスター?)
(やっぱりレンはレンだね)







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