レンWD
レンと白い日を過ごす
春とは呼べない寒さの3月。
雛祭りはガッツリ過ぎて白い日当日。
...逆チョコがあるならその逆、つまり女の子が男の子にお返しするのもありでしょう!
って事で、
「ジャジャーン!!!」
「...何これ。粗大ゴミ?」
「酷ッ!!レンきゅんそれは酷いよ!!」
「レンきゅん言うな!!この変態マスター!!!」
変態と言う言葉に少し傷付きながらも反論を繰りなす。
「いいじゃんか!!これ王道だよ?プレゼントはわ・た・し☆みたいな!!?」
「知らねぇよ!!!っていうか王道よりベタだからそれ!!」
頭にちょんと乗ったリボンを強調させながら喋るもレンは知らないと言うだけ。
酷い...! マスター泣いちゃう!!
「...じゃあ、私食べない...?」
「う...ッ!!」
これは、勝ったわね! 今キラーンてなったよ私の目が。
「レンの好きなようにして...?」
プチプチ、とボタンを外し胸元をだす。
「ま、マスター!!!」
そう言うレンはやっと襲ってく、
「れないのはなんでェェェェェェ!!?」
外したボタンをきっちりと止められ、頭のリボンも丁寧に解かれた。
くそぅ!! もうちょっとだったのに!
「私、そんなに魅力ないの?」
「いや、そうじゃな...ってまた脱ぐなァァァァァァ!?だから!今日は俺がマスターにお返しする日じゃんか...」
「へ?もしかしてレンくれるの?」
「違うから!!てゆうかいい加減黙れ変態!!!」
(もういい、あげない) (うわぁ!何これチョーカー?) (うん、そう...って勝手に開けんなよ!!) (えへへ、なんか嬉しいなぁ...) (...付ける?) (うん!)
これでレンのペットだね!って言ったら殴られた。
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