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ごっくん。






「お兄ちゃん!もっとマシな助け方ないの?!こんなんで止ま」



「...あ、身体が言う事聞くようになった」


えェェェェェェェェェェ!?
あっさり?!
え、あっさり?!


「こんなんで止まんの!!?」


めちゃくちゃじゃん!!

なんとか納まったレンは何ごとも無かったかのようにパクパクとバナナを貪っていた。


もう理性って...本能ってなんですか?




「私ってさ、とことん可哀相だよね...」


「慰めて上げましょうか?身体で」


「近寄らないで変態。王子様って思った私が馬鹿だった」





カイトは年齢がある程度言ってる分妖しい匂いがする。
なんて言うのかな、大人の色香?みたいな。
取りあえず危険!!
理性失ったレンより危険!!



「あ、そうそう。今日は俺がご飯作るんだけど○○達食べて帰る?」

さっきまでの事は何事もなかったかのように話しだすから流されるよね。


「うん。





ってそうじゃない!!私はお兄ちゃんを殴りに来たのよ!!!」

とかいいながらちゃっかり家の中に入る私。

だって夜ご飯作らなくていいじゃん。
楽なんです。


「○○姫は何が目的なのー?」


姫じゃないし!!!

のほほんとするお兄ちゃんには流されないわ!!


「レンをもとに戻して!」



□ナチュラル派□


(○○様はやっぱり兄妹ですね)
(そう?)
(はい。キッパリしてる所とかが)
(カイトに○○は上げないよ)
(えぇ!?)
(ダメ、絶対)




まだ続きそうです...(すみませんorz



20090204


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