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凍り付いた空気を打ち砕いたのは理子だった。
「...さない」
腰が抜けて立てない私とレンはコソコソとどう切り抜くか話していた。
お兄ちゃんの遊び心か本当に入れなくちゃ出来なかったのか成長剤ウィルスには媚薬が入っていた。
てゆうかウィルスに媚薬とかどうやっていれるのよ。
「許さないわー!!私の○○を汚すなんて...!いや、○○は一生汚れなき天使なんだけどね!そこの男!!そんな年齢もままならないヤツに○○は上げません!!って事で逝け」
「何コイツ、俺に向かって言ってんの?」
黒いのは慣れてきてるつもりだったけど2倍はキツいね、うん。
それよりも重大な事があります。
「理子、大人レンは見てないの...?」
「大人?○○が誰かに押し倒されてるから助けなきゃ、しか頭に無かったけど。あと覚えてるのは金髪!!」
よかった!!! 本当によかった!! 理子とレンを合わせてしまったのは失敗だけど。なんとか会話そらして行かなきゃ...。
「なんで理子はここにいるの?」
「えっとね今日はお昼を食べ」
「理子ー!そんな所にいないで降りといで。危ないから」
下の方、本来屋上と呼ばれる所から委員長の声。 委員長?
「委員長!?な、なんでまた...」
「へ?だって私達付き合ってるし」
「またサラリと...、て嘘!?喧嘩ばっかしてんのに?!」
衝撃告白だ...!
「愛がそこにはあるのよ!って事でお昼食べよ○○!!」
愛って何処にあったんだろ。 恋愛って難しいな...。
「うん。...レンもいい...?」
「○○の頼みなら仕方ないわ。え?レン?...レンって確か○○の彼氏...!?」
「彼氏じゃな」
「ちょっとレン君とやら。携帯を見せなさいな」
喋り方変だよ!! 私の話し聞いて下さい理子サマ...
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