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紅茶の入った牛乳パックが凄く汗をかいてる、もとい水滴が滴り落ちてる。
これは冷たい証拠なんだけど、私の場合冷や冷やしているのです。 冷や汗だってかいてますが。 ...お風呂入りたい!
「...もういやー!!ヤダヤダやりたくない!!!」
「うるせぇから叫ぶな!お前が悪いんだろが」
どうやらお気に入りなようでソファで寛ぎまくっている少年レン。 偉そうにしてるけど服装はこの前お兄ちゃんにもらった猫耳パジャマ。
笑っていいのかな。 笑ったらまたうるさいしな...
「と言う事で手伝って宿題」
「どういう事だよ!!絶対やらねぇ!」
「なんでよ!!本当はレンが家に来た日に全部やろうとしてたのに色々ありすぎて出来なかったのよ」
「パソコンの誘惑に負けてたヤツに言われたくねぇし」
「あれは...!!確かに負けた☆」
だってずっと欲しかったボーカロイド目の前にしてどっち取るかって言われたら答えなんて決まりきってるし。
「☆うぜぇよ。取りあえずしないと明日までに終わらないと思うけど?」
「...!!お兄ちゃんにやっても」
「早く自分でやれ」
スパルタ...!! お兄ちゃん大好きっこめ!!
逃げたい、って思っても現実が重過ぎて逃げ切れない。
私潰れちゃうかも。 けんしょう炎になるだろうけど頑張ってみる事にした。
レンには何言っても無駄だしね。
_____________
「お疲れ馬鹿○○」
「ありがとー、ってコレバナナ味のアイスじゃん!!」
差し出されたアイスに感動しかけた。 感動しかけた感動かえせコラ。 バナナ苦手って言ってんのにさ。
「冷凍庫コレしかねぇし」
「これで最後?それならレン食べなよ」
どうせ食べれないし。 さっきまで明るかったのに気が付いたら真っ暗だよ。
「いいの?俺マジで食べるよ?」
「いいよ、ありがと。それに食べると太るからね」
「それもそうだな」
殴りたい☆ ......ん?
あれ...?
「あー!!!!」
「な、なんだよ!」
「ご、ごめんね!!ご飯作るの忘れてた!いまから作るから!!!」
只今の時刻0時過ぎ。
「え?あ、ちょ、待て....て、おい」
言い終わるが早いか○○は台所へと消えて行った。
「俺、食べるには食べるけどお腹は空かない...はず」
□時間切れ□
(んぁーはよーレン...) (なぁ、時間大丈夫なわけ?) (何時?) (11時) (大丈夫なわけねぇだろうがあぁああああぁあぁああぁあ!!!!) (休めば?) (うん、てゆうか今日2時間だから終わったよ...)
20090122
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