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これはあってる自信あったんだけどな...。
まぁいっか。 さっきからやってるTVは面白くないし、てゆうか前のアダルトな大人がみる安っぽいドラマやってるし。
変えたくても変えれない。 チャンネル一つに何故か私の貞操かかってんのよ!! 私はこの家の主なのにさ、おかしくね?
理不尽レンめ!!!
「...何処行くわけ?」
「TV面白くないし、お風呂は入る気しないし、ご飯はないし、眠くないと来たらPCしかないでしょ」
「俺も○○の思考回路わかんねぇよ。...座れ」
「なんで座、」
「嫁になれなくなるか、座るか」
「座ります☆」
今の確実に脅しだよね? え?違う? 違わねぇよ!!! 軽い脅しじゃないし!
「ってレン君は何してんの?」
いきなり台所に立って何かしだした。
「腹、減ってねぇのか?」
「勿論減ってますが」
そこでピタ、と会話が途切れ安っぽいドラマだけが喋ってる。
...これ本当に人気なのかな? 愛を吐いてるだけじゃん。
「私は...こんなのヤダな...」
例えば、
もっと喧嘩したり、他愛の無い話をしたりとかそんなどうでもいい事をして好きな人と過ごしたいな...。
「何ブツブツ言ってんの?はい、オムレツ」
フワ、と私の目の前に黄色い天使が舞い降りた。
「こ、これ食べていいの?」
「○○が食べなきゃ俺は何の為に作ったわけ?」
「ありがとう!!」
玉子があるのを忘れてた。 しかもレン料理出来るのか...
「めちゃくちゃ美味しい!!」
ちょっと私の作ったオムライスに似てるけど私のより美味しいよコレ!
何よりこれはオムレツだけど。
口に運ぶ手が止まない。
「当たり前だろ?俺が作ったんだから。○○の味真似してみたけど難しいな」
「...マジでか!美味しいよー...あ、なんか眠くなってきた...」
お腹いっぱいになったからか、それとも疲れたからか。 今日一日本当頑張った。 勤労賞は私に下さいって感じ。
「お...やす、み...」
「え!?おいコラ。ここで寝るなよ...」
運ぶの俺かよ。 ○○の部屋まで遠いのに俺が運ぶのか...。
まぁこの身体なら○○を運ぶの楽だけど、寝てる○○を襲ったらシャレになんねぇからな。
あ、バナナ食ったから大丈夫か。
「よいしょ、...軽!?」
何コレ、軽過ぎるだろ。 普段ちゃんと食ってんのになんでこんなに軽いんだよコイツ。
これを、カイ兄は先にしたのか...。 なんかムカつく。
最近よくこんな事思ってばっかだ。 なんだよコレ、新しいウィルス?
わかんねぇ...わかんねぇよ。
...それとも、わかりたくないだけか。
「なぁ、○○...コレなんだ?」
喉の奥がモヤモヤして気持ち悪ぃんだよ。
...こんなの聞いても意味ねぇか。
TVも電気もついでに消して俺も寝ることにした。
□星屑の悩み□
(んぅ...?せ、ま...い!!?) (んぁ...?なんだよ、起きたのか?まだか、) (んきゃァァァァァァァァァァァァ!!?) (うっせ。マジで襲うぞ) (...お休みなさーい☆)
next-act22.
20090210
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