木春
2012/12/28 22:17
“素直じゃないし、木暮くんって意地悪よね”
そう言って笑ったらすっかり拗ねちゃって、幼い子供みたいに口を尖らせて「どーせ俺は優しくねーよ」なんて言って仕返しのつもりなのかカエルのおもちゃを私に投げて逃げようとする。
馬鹿ね、毎回毎回同じ手に引っかかるわけ無いじゃない。
私はあっさりと奇襲攻撃をかわして、慌てて走り出そうとする木暮くんの首根っこを掴んだ。
「うわわっ、降ろ・・・離せよ!」
「先に手を出したのは木暮くんでしょ。それに、話は最後まで聞きなさいよね」
「はぁっ?」
「・・・木暮くんはね、素直じゃないし意地悪だけど本当は優しくってカッコいいって事、私は知ってるよ」
「なっ、・・・に言って・・・」
「嫌いじゃないって言ってるの!」
あの頃、あんなにも小さくって余裕の無かった彼が大人になって私を戸惑わせる逆の立場になるのはまた別のお話。
(不思議ね)
(きっと私気づいてたの)
(遠い未来の貴方の姿)
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よくわかんないネタになりましたが・・・とりあえず木春ください(笑)
先週回は久しぶりに春にゃんが喋ってくれてテンションMAXでした(笑)
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