不鬼
2012/11/13 23:41





「俺、苦いのあんま好きじゃないんだけど」

「ならしなければいいだろう」

「鬼道クンとキスすると大抵コーヒー味だよなぁ」

「そもそも味なんて求めるな。俺にそんな余裕は無いぞ」

「そーいうトコ、鬼道クンはほんっと可愛いよなー。」

「大量の砂糖とミルク無しじゃコーヒーすらまともに飲めないお子様のお前に言われても、な」

「・・・覚えとけよ。いつかタバコ味のすっげー苦いキスしてやる」

「それはぜひ遠慮したいものだな」



あー、無理無理。鬼道クンに拒否権なんて与えねーから。
そう言うと鬼道くんが腕を組んだままフッとお得意のムカつく笑みを零しやがったから。俺は腕を掴んで引き寄せて、生意気なその唇に噛み付くようなキスをした。



(だからずっとそばに)
(10年後も今も)
(変わっても愛しいままで)


*****************


すごいわかりづらいですけど、いちゃついてます(笑)
大人になっても一緒に居ようって言う告白です。全然そんな雰囲気無いですけど^q^
不鬼久しぶりですね。偉そうで不器用な二人が大好きです(笑)

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