自室に駆け込み、ラミはベッドに潜り込んだ。


もしかして、もしかして…


嫌な予感が頭の中を駆け巡った。知らなかったことを知ってしまった。アンジェリーナ・ジョンソンはジョージと付き合ってた。アンジェリーナはジョージのガールフレンドだった。なのにここ最近ずっとジョージはラミと一緒にいた。行動を共にしていた。


それにさっきは、オリバー・ウッドが言った「ジョージのガールフレンド」を訂正しなかった。だから本物のガールフレンドであるアンジェリーナ・ジョンソンがラミに聞いてきたのだ、と。


私がいけなかった。大切な大切な友人となってくれた、ジョージ・ウィーズリー。そんな彼の大切なガールフレンドを傷付けた。


ラミは一人涙を流しながら、夜が明けるのを待った。

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