秘密のノート

『かーなた』

「おわああああああ!?」

『きゃっ!』



声をかけた方が驚いてしまうぐらい大声を哉太はあげた


今のは正直心臓に悪い



「びびった.....名無しなんでここに居るんだよ」

『ビックリしたのはコッチだよ!』

「わ、わりぃ.....んでなんでここに?」

『錫也が哉太に渡してって』


そう言って私は錫也から預かったノートを渡す


「....なんだこれ?」

『哉太に渡せばわかるって言われたんだけど.....』


哉太はノートに目をやる

すると


とたんに哉太の顔が真っ赤になった


『え!?哉太!?大丈夫!?』

「わああああ!!大丈夫だから来んな!!来んな!!」


そういうと哉太は走り去ってしまった


一体何が書いてたんだろう

(あっぶねえ)(今度のデートプランとか見られてたまるか)

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