私だけの専属教師
もうすぐテスト
その勉強をしようと図書館にやって来た
この学園には女の子が2人しか居ないため
勉強を聞けるような友達が居ない
『月子ちゃんは幼なじみと勉強って言ってたし.......』
「んで名無しは一人で寂しく勉強か」
『うん、そうなんだよ...........え!?』
独り言に返ってくる筈のない返事が返って来たため
驚いて隣を見ると
『か、会長!?』
「おう」
『何でここに!?』
「俺も勉強しに来たんだよ、隣いいか?」
『はい........どうぞ』
隣に腰掛け眼鏡を装着した会長
............カッコいいかも
「.......................ん?どうした?」
『い、いえ!別に!』
「もしかして、わからないトコがあったのか?」
『......................ご名答でございます』
「よし!任せろ!父ちゃんが教えてやろう!」
グッと距離が近くなる
「で?何処がわからないんだ?」
『えっと.......全部で、す』
「ん、わかった。とりあえずこっからな」
『はーい』
さすがは留年会長(でもお願いだから)(ずっと私を見つめないで!)[ 14/18 ][*prev] [next#]
[mokuji]
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