彼は私の太陽

彼は太陽みたいだ

ずっとニコニコ笑ってて

私の憧れ


『丸井くん、今日日直だよ』

「うげっ、マジかよぃ.....」

『うん、マジだよ』

「でも名無しと一緒なら悪くねーかもな!」


ダメ、反則

その笑顔と思わせぶりな言葉

だから期待しちゃうんじゃん


『丸井くんって....太陽みたい』

「太陽?」

『そう、太陽』

「なんで?」

『だって、いつも明るいんだもん』



太陽って明るく輝く彼の代名詞みたい

綺麗な笑顔で笑う彼にぴったりだ


「ふーん.......んじゃあさ!」

『何?』

「名無しは向日葵な!」

『向日葵?』

「おう!ぴったりだろぃ?」

『な、何で?』

「だっていっつも俺の事見てほしいから.....」

『え?』

「ひ、向日葵って太陽の方向向いて咲くだろぃ?」

『うん......』

「名無しが向日葵で俺が太陽なら...名無しは俺の事見ててくれる..から」

『...................』

「あ、でもやっぱ逆かな」

『え、何で?』

「だって俺ずっとお前の事見てたからな!」

『は!?』

「名無しの事好きだしな!」


太陽みたいな笑顔で彼は言う

心無しか頬が赤い


「だから、俺と付き合ってください!」


答えはもう決まってる

(私の選択肢は)(Yes一択)

[ 9/18 ]

[*prev] [next#]
[mokuji]
[しおりを挟む]



人気急上昇中のBL小説
BL小説 BLove
- ナノ -