あと残っているのはキィとユウの二人だけ。 一対一のジャンケンで負けたのは、キィだった。
「ちぇ〜。ユウに負けちゃった。」
「ジャンケンでここまで勝ったの初めてだ。」
キィが注文したのは、クラブハウスサンド。 トーストされたパンにベーコン、レタス、トマト、マヨネーズをはさんだお洒落なクラブハウスサンド。
「ごほんっ。いただきますっ!」
スプーンでもなく箸でもなく、そのまま手で口元まで運んで一口食べたら、感想どうぞ。
「んー・・・、まひるん。普通の場合って、どうしたらいいの?」
「何でもいいので、とりあえず『普通』以外の感想をお願いしてもいいですか?」
「じゃあ食べられなくはない味。僕もっと美味しいクラブハウスサンド知ってるよ。」
作者側から甲乙(略)。 キィの食レポ、如何です?
|