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CRO×QUAR
夢の続きを歩き出す彼らの物語
[アイドルグループ仲良しコメディ]


登場人物紹介
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Act.14 おかえりなさいの話(2/3)
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Eve

それではここで改めて。
『Re Light』のメンバーをご紹介。

『よろしくどうぞデスよ〜。』

彼はEveと書いて≪イブ≫。本名、上原 イヴリーシャ(うえはら)。
歳は今年で20歳。誕生日は12月生まれ。血液はB型。身長180cm。趣味はお茶。イメージカラーは紫。
長髪ロングな髪に日本大好きなハーフ青年。
母国語だけではなく日本語も上手に話し、和服を好んでおり、今日もお洒落な着物を着てきている。

『日本刀も大好きデス。ぜ・ひサクサク刺す練習させてほしいデスよ。』

けどイブの天然には棘があり。
悪気なく刺してくるので要注意。



You

お次も同じく『Re Light』のメンバー。

『テキトーに、よろしくどーぞ。』

彼はYouと書いて≪ユウ≫。本名、下関 悠(しものせき ゆう)。
歳はイヴと同い年、今年で20歳。誕生日は8月生まれ。血液はB型。身長181cm。趣味はアクアリウム。イメージカラーは水色。
他人に流されにくく冷静でクールな青年。
でも動物に弱いという可愛い一面もあり。

『よかったな。そんなので満足できて。』

そしてユウにも冷たい棘があり。
イブよりも容赦なく、ズバズバ刺してくるので要注意。



Re Light専属プロデューサー

『Re Light ≪リライト≫』は、イブとユウの男性二人組ボーカルアーティスト。
アリカに次ぐ勢いで、知名度も上がりつつあるこの頃。
そして僕、陸地 真昼はそんな二人と年齢が近かったことが理由で、専属のプロデューサーとしての指令を頂きました。

『天然や冷たいSっぷりにも、慣れれば可愛いものなんですよ。』

『『・・・・・・。』』

この物語はクロスカルテットの四人が主役だそうですが、彼らリライト二人も主役として十分に抜擢できるので、今後の活躍に是非期待してて下さいね。
タイトルを『クロカル』から『リライト』へ。
リライト(Re Light)が本当の意味でリライト(rewrite)させてもらえるよう、僕も彼らを支えるプロデューサーとして頑張りますから。



仲の良い三人

ここらで二人の紹介は置いて再び本編へ。
チェリーストーンの事務所にて、久しぶりに顔合わせしたイブとユウと、そしてアリカの三人。
契約したもの、デビューしたのもアリカのが先。
けど年齢はイブとユウのが年上。
その為か三人から先輩後輩関係の配慮はあまり見たことがない。

「そういえばアリカ、縮みました?ますますスモールになりました?とてもとてもちっちゃいデス。」

「なッ!?」

「何言ってんだイブ。アリカは生まれた頃からチビだろ。な?」

「うるせぇーなッ!ほっとけよ!二人して俺で遊ぶな!!」

ああやって毎度ながらアリカをオモチャにして遊ぶイブとユウですが、あれでも三人とても仲が良いんです。



打ち合わせ

それから徹夜先輩はアリカと。
僕はイブとユウ、リライトの二人と。
それぞれで打ち合わせ。
今後のスケジュールを、みっちりみっちり細かく細かく調整させる。

「体調管理だけはしっかり。それも仕事のうちだからね。」
「体調管理だけはしっかり。それも仕事のうちですから。」

別々の場所にいるのに、締め言葉は一緒。

「お、おう。」

「イエス♪」

「らじゃー。」

体調管理も仕事のうち。
代わりがいないと言うもの大きな理由だが、自分ら会社側にも大ダメージになるため、必ず最後にそう強く言いつけるのでした。



クロスカルテットも到着

夕方まで続いた二つの打ち合わせ。
そんな中、

「おはようございます。」

今日はオフなクロスカルテットの二人、エーチとエヴァが事務所に顔を出してきた。

「お久しぶりデスよ〜。エーチにエヴァ。」

「へへへ。アリカ先輩から、イブ先輩とユウ先輩が帰って来たってメール貰ったから来ちゃった。アズとキィちゃんも後で来るよ。」

「へぇー。アリカ、お前もいいとこあるんだな。チビのくせに。」

「褒めながら貶すなユウ・・・。」

二人して制服姿のままだから、学校からそのまま直でここに来たのでしょう。



開かれるプチパーティー

「エヴァ。味噌スープ飲みたいデ〜ス。」

「え?」

「あー、俺も俺も。お前の握り飯食べたい。作れよお前、得意だろー?」

「は?え?は!?い、今・・・ここで、ですか!?」

イブとユウが二人して、エヴァに容赦のない頼みを押し寄る。
それを見て、すかさずアリカが止めに入るのだが、

「おいおい、二人して止めろって!急にそんなこと言われたらエヴァだって困るだろ。」

「あ、いえ。作る分には別にいいんですけど、・・・場所が。」

押しが弱いで有名なエヴァ。
けれどこの時ばかりは帰ってきた二人の為か、本人も乗る気な模様。

「給湯室好きに使いなよ。材料も買ってくるからさ。」

「なんでそんなとこに炊飯器があんだよ!!」

そんな中でも一番乗る気だったのが徹夜先輩。
自分も食べる気でいるようで、給湯室の棚から必要な調理器具をエヴァにドンッと提供した。



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