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青ノ葉 日暮寮長×久野2 本番ナシ,隠れフェラ,顔面精液まみれ
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とある日の夜、学習時間が始まる前の自由時間にて。 ロビーの自販機で飲み物を買いに来た比路が途中で、寮長室入っていく久野の姿を目撃した。
(ほんと、克也と寮長(あの2人)って仲良いよね。)
でもそれは今までも幾度か見たことある光景。 なので全然珍しさはなく、たまたま見てしまった感想もそれだけ。 自販機で飲み物買ったら、2人のことは気にしないで、そのまま自室に帰って行くその時、
「あ。峰ぎっちゃん、ちょうどいいとこにいた。」
「豊部長こんばんは。どうかしたんですか?」
寮内の階段を上り始めた途中で、所属する柔道部の部長、3年の小町 豊とばったり会い、声を掛けられる。
「かっつぁん、どこにいるか知らない?」
「克也ですか?」
「ちょい用あって、かっつぁんにメッセージ送ったんだけど、既読スルーされたまんまで返信が全然来なくてさ。」
『峰ぎっちゃん』とは、比路のこと。 『かっつぁん』とは、久野のこと。 小町は独自で付けたあだ名で呼ぶ野郎。 けど今はそんな説明ちょっと置いといて、どうやら彼は『かっつぁん』ごとく久野を探していたようだ。
「ついさっきですけど克也なら、寮長の部屋に入って行くの見ましたよ。」
なので比路は、さっき目撃した情報を。 そのまま素直に伝えたが、それを聞いて表情を渋らせる小町。
「あー・・・参ったな。割と急ぎ目で返事が欲しかったんだけど、それならちょっと待つしかないか。」
そしてどう解釈したのか分からないが「仕方ない」と言葉を溢して、久野からの返信は直ぐに来ないと諦めてしまった。 何を気遣っているのか。 何に遠慮しているのか。 よく分からないけれど、そんな小町を見て、比路は気の毒に思えたのか。
「え?なら僕、克也呼んできましょうか?」
「でもかっつぁん、寮長といるんでしょ?なら、あんまり邪魔したくなくて。」
「別に大丈夫じゃないですか?豊部長だって急ぎ目の用事なんですよね。僕、いってきますから、ちょっと待ってて下さい。」
「あ・・・、行っちゃった。」
寮長室に入っていった久野を。 そんな小町の為に呼び出そうと、寮長室へと1人で向かった。 そしてコンコン、コンコンと。 寮長室のドアをノックしたのだがー・・・。
「日暮寮長、ちょっといいです?こっちにさっき克也来てませんでした?」
「・・・・・・・・・。」
「あ、あれ?」
何も返事が返ってこない。 おかしいな? さっき久野がこの中に入っていったのは確かだったのに。
「寮長???」
コンコン、コンコン。 もう一度、ドアをノックをして呼び出したが、やっぱり返事がなかった。 部屋の外に出てったのかな? そう疑問を抱きながらドアノブに手を掛けると、扉に鍵が閉まってなかったのか、ガチャと開いてしまった。
(あれ?開いちゃった・・・。)
ついとは言え開けてしまった以上、比路も引けられなかったのか。 そのまま静かに開けて、寮長室の中に入る。 するとそこにはー・・・。
「え、あれ?あ、寮長いた。」
「おい、峰岸。こっちは何にも返事してねえんだから、勝手に入って来んなって。居留守した意味がなくなるだろ?」
「居留守って何ですか、居留守って。いるならいるって言って下さいよ。こっちだって用があって来たわけですから。」
日暮寮長が、やっぱりいた。 けど彼は今、仕事中だったのか。 寮長室内のデスクにいたまま動かず、やってきた比路を出迎えようとしない。 っというか、居留守を邪魔したせいで、ちょっと不機嫌そうにしている。
「で?なんだよ?峰岸。その用って。」
「用があるのは寮長じゃなくてー・・・って、あれ?克也は?」
けど比路は構わず自分に用をさっさと済ませようと、部屋の中を見回したが、寮長室にいたには日暮寮長だけ。肝心の久野の姿が見当たらなかった。
「克也?克也がどうかしたのか?」
「寮長室に来てませんでした?克也。さっきここに入って行くの見たんですけど・・・。」
「克也・・・、か。」
なので寮長にも、その久野のことを尋ねてみる。 すると寮長は、その一瞬。視界を下に向けた気がしたが、ホンの一瞬すぎて気のせいレベル。
「さっきまでいたのは確かだが、ちょっと前にここから出てったから。そのあとのことまでは、俺にもさっぱり。克也がどこに向かったか分かんねえな。」
首を横に振って、ここに久野はいないと返す。
「えー。じゃあ僕、すれ違っちゃったんだ。克也、どこ行ったんだろう?」
「克也に用事だったのか。なんだよ?その用って。克也がまたこっちに来たら、俺からも伝えてやっから言えよ。」
「あー・・・、でも用があるのは僕じゃなくて豊部長の方で。克也に急ぎ目のメッセージ送ったみたいなんですが、既読スルーしちゃってるみたいで困ってて。」
「ん、OK。俺からも克也に言っとくからー・・・、峰岸は自分の部屋にでも帰ってろ。」
そしてそのまま伝言として受け取ってくれたが、なんか変? っというか、居留守を邪魔されて、機嫌がやっぱり悪いようだ。
「もうじき学習時間だって始まんだから、さっさと戻れ。点呼の時、いなかったら容赦なく罰するからな。」
「分かりました、分かりました。居留守中だったのに、勝手に入っちゃってごめんなさいでした。それじゃあ寮長、もし克也がここに来たら、そう伝えておいて下さいね。」
「おう。任せとけ。」
久野の件以外は冷たくあしらわれた為、比路もおとなしく退散しようと、部屋を出ようとした。その時ー・・・。
「・・・ッ!」
「ん?」
日暮寮長が突然、妙な声を上げた。 急に息を詰めらせるようなそんな声。 それを耳にした比路は気になって振り向くと、寮長は片手の甲を己の口に当て、無咳を繰り返していた。
「どうかしたんですか?寮長。」
「ー・・・、なんでもねえって。少し咽せただけだから・・・っ・・・気にすんな。」
何度でも、何度でも。 ゲホゴホ、ゲホゴホ。 苦しそうに乱した息を整えながら。
「大丈夫です?」
「あ?ああ。・・・っ・・・ほら。出てくなら、さっさと出てけって。」
「あ、はい。それじゃあ失礼しました。」
やっとの思いで、比路を追い出すことに成功。 勝手に入って来た割には滞在時間がやや長くて、やっと出てってくれたことで寮長は安堵の息を長く吐いた。 そしてさっきは気のせいレベルだったが、今度はちゃんとしっかり視界を下に向ける。
「あー・・・びっくりした。ったく、ちゃんと鍵掛けとけよ。また居留守してても余裕で入って来られたら、峰岸か誰かに。俺のを咥えてる生徒会副会長のあられもない姿、見られるって。」
「ごめんなさい・・・。」
するとそこにはさっきいないと断言したはずの久野がいた。 そんなデスク下で身を隠していた彼は、日暮寮長の足と足の間にいて、こともあろうか。なんとそこで寮長の陰茎を咥えていたのだ。 けどその顔面は、既に白濁な精液まみれ。 なのに光惚と蕩けた表情は真っ赤に熟れている。
「悪いな。峰岸がさっさと出て行かんかったせいで、何にも言えずに、めっちゃ顔に出しちまって。」
「いえ・・・、平気です・・・。蓮さんの・・・、ですから。」
「でもいいな、その顔も。そのままこっち見上げてろよ?克也。今すげえエロイ顔してっから。」
それを見た寮長は悪い笑顔を見せて、買い替えたばかりの自分のスマホを手に取り、そんな久野のあられない姿をパシャりと撮ってご満悦。 久野も久野で寮長に撮られながら、射精されたばかりの陰茎を、愛おしそうにキレイに舐めとってお掃除するのに無我夢中。
「キレイにしてくれるのは有り難いけどよ。よくそんなザーメンまみれのちんぽ、美味そうに咥えられるな。」
「だって、蓮さんの・・・ですし・・・っん。」
「ところでいいのか?小町にさっさと返信しなくて。あっちは割と急いでる感あったが。」
「大丈夫・・・です。ちゃんと豊先輩には、後で返しておきます・・・から。・・・今は。」
「はいはい。峰岸の伝言通り、俺はちゃんと克也に言っといたから。絶対に忘れんなよ。」
「・・・はい。」
久野は言葉通りの文字通りに。 そのどんなことよりも日暮寮長をとった『蓮さんリスペクター』だった。
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ー E N D ー
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