入学式が過ぎてから数日が経ち、並木道に咲いていた桜の花びらも風に舞って散っていき始めた今日。 青ノ葉学園の保健室にて、とある準備が一人の男性教員にて行われていた。
「さて、こんな感じでしょうか。」
その教員というのは保健医の柊 千尋。通称、チロ先生。 本日はここで全学年の身体測定をするため、出迎える全生徒のためにキレイな保健室をよりキレイに整える。
「えーっと・・・。『今回はサブタイトル通り公開するのは身長のみなのでご了承ください』だそうですが、安心してください。公開できない部分もきちんと測って記録に致してます。なので心配ありませんよ。」
温かいカフェオレを飲んで一休憩しながら、今回の話の流れを作者の代わりに説明してくれた優しい優しいチロ先生。 その優しさに甘えて言ってもらったあの言葉。
「『柊 千尋、じゅうななさい』?これでいいんですか?」
本当にありがとうございます。
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