ついったログ | ナノ
薄暗くもう使われていない倉庫の一室に彼女を監禁する影山。彼女は最初はいやだ、やめてと泣いていたけどしばらく経つと影山君が来てくれるのが楽しみになってる。だって来る度に可愛い雑貨やぬいぐるみを持ってくるから。だって彼女の世界は影山君が全てになったから。だって、逃げたところで、


彼女の体に傷を付ける。深いけれど致命傷にはならなくて、痛いけれど死なない傷。ごめんな、痛かっただろ?でも、これできっとお前は俺のことを忘れられない。この傷を見るたび、俺のことを思い出してくれるよな。そんな体のお前を愛してやれるのは俺だけだもんな


ゴトリ、目の前に投げ落とされた包丁。投げたのは影山君。「俺のこと愛してるなら、俺のために死んでくれよ」いくら好きだよ、愛してると言っても彼は足りないと信じてくれていない。こんなに好きなのに伝わってないなんて、どうしたら? ほら、包丁が落ちてるよ。それを拾って、ねえ、分かるでしょう?
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