ついったログ | ナノ
「俺、お前のこと大好きだった」

唐突に切り出した影山君。大好き『だった』それは過去形でわたしたちの関係が終わることを意味している。言葉を返せず俯いていると左手を取られ、薬指にはめられた指輪。

「愛してる…ので、け、結婚してください。絶対幸せにしますんで」


ずっとひとりぼっちだったからもう慣れた筈なのに、でもやっぱり孤独はつらくて、一人は怖い。ひとりにしないでと声にならない悲鳴をあげて影山は高校入学。ようやく見つけた居場所で出会った女の子。過去の自分と重なって孤独が怖いのはよく知ってるから。ひとりが二人になる話
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