俺を見ない目なんかいらない。俺に口答えする声なんかいらない。俺の声を聞かない耳なんかいらない。俺から逃げようとする足なんかいらない。俺に触れない手なんかいらない。俺を拒絶するから意識なんかいらない。いらないいらない、俺を愛さないお前なんかいらない。いらないものばっかり、な及川の話
目も喉も耳も足も手も意識も潰した。だっていらないから。仕方ないでしょ?俺を否定するから。いらないものはゴミに等しい。ゴミとして捨てる彼女の一部。空っぽになった彼女。ああ、これでやっと愛せる。俺たち絶対幸せになろうね。何百年先も、来世でも、永遠に。及川さんの思い描く未来って何かなぁ