ついったログ | ナノ
好きな子盗撮するために一眼レフとか買っちゃう赤葦君。カメラを構えて背後から近付きます。足音を立てずに。息を殺して。気配を消して。

一眼レフの値段調べたら高すぎ。高校生が手の出せるものではなかった。デジカメにしよう


俺には向けてくれない笑顔。あなたは俺といるとき顔を強張らせて逃げてしまう。でも写真の彼女は綺麗に笑ってる。俺といないから。俺が彼女の笑顔を見れるのは写真だけ。悲しいな寂しいな少しでいいから俺に振り向いてくれないかな。今日も彼女を撮るために後をつけた。可愛い顔。幸せ


携帯のメモリが彼女の写真でいっぱいになってしまったから、デジカメを買ったんです。シャッター音が消せなくて。だから彼女にバレてしまって。そしたら話しかけてくれたんです。嬉しくて何を言っていたのか聞き取れなかったけど。本当にうれしかったんです。写真じゃなくて本物が。目の前に


だって本物が目の前にだよ? そりゃあ話したくなるよね? 触れたくなるよね? 自分だけ見てほしいよね? 本物は温かい、ドクドクしてる、動く。見て、ねえ、見て。俺、あなたのことこんなに好きなんです。ずっと見てるんです。ふふ、くは、は、ははははははははっあははは。あなたも嬉しいでしょ?
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