「ゴール!!
吹雪と風丸のシュートが決まったーっ!」


翌日のアメリカ戦、吹雪と風丸は見事に新必殺技"ザ・ハリケーン"を完成させ同点に追いつかせた。


その後もイナズマジャパンはアメリカ代表のユニコーンと激戦の末、勝利を掴む事ができた。




そして、夜…


「みんな良くやった!
今日はゆっくり休んで、明日からまた練習だ!」

「「「おう!!!」」」


最後に円堂からの言葉が終わり、皆各々の部屋に戻っていった


―――1人を除いて。





コンコン、と控えめに鳴る音に風丸は読んでいた雑誌を机に置き、部屋の入り口へと向かう。

「いらっしゃい、吹雪」

訪ねて来たのは吹雪だった。

監督の指示で、本来ならば夜10時以降は選手同士の部屋の行き来は禁止されている。

その為、今夜吹雪は秘密裏に来た事になる。


「お邪魔…します」

「本当に来てくれたんだな」

「当たり前だよ…
風丸君との約束だもん」


小さくはにかみながら言う吹雪に、どうしようもない愛しさが込み上げてくる。


「ありがとな
…今夜はたっぷり可愛がってやる」


そう吹雪の耳元で低く囁けば、吹雪はふるりと小さく震えた。


「風丸く、ん…っ」


吹雪の言葉を遮り、風丸は吹雪をベットへと組み敷いた。





「服、脱がすぞ」

こくりと頷く吹雪を確認し、シャツを捲って脱がせる。
真っ白な肌が姿を現した。


「綺麗な肌だな…」

上半身を何も纏わない状態にすると、風丸の手が吹雪の白く滑らかな腹に触れる。


「うあ、くすぐったい…よ」


笑いながら身を捩るとその手は淡い桃色の突起を掠めた。


「ひゃあ…っ!い、今の…」

「敏感だな……ん、どうした?」

「…風丸君の意地悪っ!わかってるくせに…」

「吹雪から直接聞きたいんだよ」


風丸に抗っていた吹雪は案外早く、顔を真っ赤にしながら折れた。
快楽が羞恥を上回ったのだ。


「…ッ!
お願い、もっと気持ち良く、して…」


懇願する姿を見て、風丸は自身がずくりと重たくなるのを感じた。


「よくできたな…」

そう言って片方の突起を口に含み、もう片方の突起を手でこねくり回す。
吹雪の喘ぎ声が部屋を満たした。

「固くなってるな…」

「はぁんっ!言わ、ないでッ…喋っちゃやだぁッ!」

「ん、そろそろこっちもか…」


口を離し、吹雪のズボンと下着をまとめて脱がせる。
蜜をだらだらと流す吹雪のソレ。

一回イかせようと手を伸ばすと意外にも阻止された。

「吹雪…?」

「風丸君と一緒にイきたいの…
僕ばっかり気持ち良くさせてもらってるから、」


嗚呼、お前という奴は、
人を煽るのがとてもお上手で!


「指…入れるけどいいか?」

風丸の言葉に、吹雪は恥ずかしがりながらも笑顔で答えた。



吹雪の蜜を絡めた指をナカに入れ、少しずつ慣らしていく。
吹雪の元々の素質なのか、いつの間にかそこは指を3本も受け入れていた。


ナカに埋め込まれたの3本の指をバラバラに動かす。


「うあぁ、かぜま、く…っ!」

「大丈夫か?もう少し慣らした方が…」

「…大丈夫だから、風丸君の欲しいよ
お願い、入れて?」

「…っお望み通りに!」


吹雪の言葉に限界が来た風丸は、そそり立つ自らの欲望を吹雪に入れた。
先程十分に慣らしたおかげか、風丸の欲望はすんなり入っていった。


どちらのかわからない液が、動く度に卑猥な音を奏でる。


「痛かったら言うんだぞ」

「痛くない、けど…
うあ、な、なにこの感じ…っ」

痛みはないものの、妙な圧迫感があり吹雪は眉をひそめる。


「まだ入れたばかりだ、もう少し力を抜けないか?」

「む、無理…ふあぁっ!?」


やがてある一点を突くと、吹雪はこれまでにない程高い声を上げた。
突然吹雪が今までにない反応を見せると、風丸はニヤリと笑った。


「ここか…吹雪の性感帯」

そう言って、風丸は先程より激しく律動を起こした。


「かぜまるっあっ、そこダメ…っ!」

「ここがイイのか」

「やあっ!おかしくなっちゃ…ぁあっ!」


集中的にそこを突くとナカで締め付けられ、2人の絶頂がどんどん近づいて来る。
どちらのかわからない液が、卑猥な音を奏でながら。


「そろそろ出すぞ…ッ!」

「もうダメ…んああぁっ!」

「吹雪…くっ!」



吹雪が絶頂を迎える。その締め付けにより風丸も後を追うように果てた。









「吹雪ーっ練習しないのか?」

「うん…ちょっと体に痛い所があって
明日にはちゃんと練習に参加するよ」

「大丈夫か?
昨日のアメリカ戦で疲れたのかもな…
もうすぐオルフェウス戦もあるし、ゆっくり休めよ!」

「ありがとうキャプテン」


グラウンドに走って行った円堂を見送りながら、近くの木陰へと小さく悪態を突く。



「…僕も思いっきり練習したかったなー風丸君」

「吹雪…後で俺が練習に付き合うから許してくれ…!」



ユニコーン戦後の翌朝、皆が練習する中見学する吹雪と必死に謝っている風丸の姿があった。






―――――――

遅くなってすみません!
犬子様へ432HIT&444HIT記念
風吹で裏リクでした
何気に長く続いて申し訳ありません…

この話を書く為、アニズマ96話〜100話を一気に見たのですが、風吹ショットの多さに歓喜してました。
あれですよね、100話で練習してる吹雪がいなかったのに、休憩で宿舎に帰ろうとした時に遠くに見えた風吹はこういう理由d(ry

ちゃんと裏…になってるでしょうか?
ここまでお読みくださり、ありがとうございました!



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