色彩
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主人公
朽木青藍(くちきせいらん)
六番隊第三席兼朽木家次期当主

次期当主となり、忙しい日々を過ごしている。
深冬のことが可愛くて仕方がない模様。
今のところ豪紀とは仲良しなふりをしているだけだが、青藍は彼のことが嫌いではない。
愛し子である自分と、それに関わる者たちをどう守っていくかを、日々考えているらしい。


加賀美深冬(かがみみふゆ)
十三番隊士

加賀美家次期当主の妹。
まだ幼く、身長も霊力も成長途中。
咲夜に稽古をつけて貰っている。
太陽の光に当たりすぎると、熱を出すらしい。
甘いものが好き。


加賀美豪紀(かがみごうき)
五番隊第九席兼加賀美家次期当主

青藍のことは気に入らないが、同じ次期当主として共感する部分もある。
表情は豊かとはいいがたいが、情に厚い。
深冬に不器用にしか接することが出来ないが、彼女のことは大切に思っている。


加賀美八重(かがみやえ)
加賀美家当主の妻

豪紀の実母で深冬の養母。
夫にも息子にも守られている深冬のことが気に入らない様子。
貴族らしい貴族で、ほとんど外に出ることはないが、夫を尻に敷くくらいには聡い女性。
しかし、高飛車で嫉妬深いところがある。


周防慶一(すおうけいいち)
現周防家当主

周防家の当主というだけあって、笛の腕前は相当なもの。
梨花、実花という娘が居る。
琥珀庵の店主、南雲瑛二は彼の実弟。
蜂蜜色の髪と琥珀色の瞳で長身な彼は、瑛二の長男、燿とよく似ている。
そのため、人前では燿の隣に並ばないようにしている。
常に飄々として爽やかな姿であるため、女性からの人気も高い。


安曇(あずみ)
霊王宮祭儀長官兼霊妃の一族の長

深冬の実の父。
銀色の髪に紅の瞳を持つ、美麗な男。
着ているものによっては、女と間違われることも。
ただ、口が悪いところもあり、霊王宮で十五夜を糞爺呼ばわりすることもあるとか。
祭儀長官であるため、霊王宮の実務には携わらないが、その地位は十五夜に次ぐらしい。
主食は甘味で、米を口にすることは殆どない。


美央(みおう)
深冬の実母

流魂街で美しいと評判の女性だった。
花が咲くように笑い、見ているものを笑顔にさせてしまうらしい。
偶然出会った安曇と恋に落ち、深冬を生む。
安曇の銀髪がお気に入りだった。


草薙師走(くさなぎしわす)
睦月の下僕

未だに睦月への借金の返済のために護廷隊でこき使われている。
酒好きが判明してからは、乱菊や京楽と共に飲みに行くこともしばしば。
死神たちとの関係に居心地の良さを感じ始めている。


以下、『蒼の瞳、紅の瞳』にも出て来た人たち

朽木咲夜
十三番隊士

白哉の妻で、青藍たちの母。
瞬く間に成長していく子どもたちに寂しさを感じつつも、大きな幸せを感じている。
最近の楽しみは、深冬との稽古。
時間が空くとふらふらする癖は、浮竹に諦められている。


朽木茶羅(くちきさら)
朽木家の姫

成長するにつれて美しさに磨きがかかって来ているため見合い話が絶えないが、白哉がすべて却下している。
父上や兄様方より格好いい人じゃないと嫌、というのが彼女の言葉である。


朽木橙晴(くちきだいせい)
六番隊第五席

五席となって忙しい日々を送っている。
青藍が彼に仕事を放り投げることもしばしば。
文句を言いながらもそれを処理するが、後で報酬を請求することを忘れない。
甘いものも辛いものも好きだが、特に茶羅の作るものが好き。


漣十五夜(じゅうごや)
霊王宮筆頭家臣

暇になると瀞霊廷にやってくる迷惑な客人。
その時の彼は糞爺以外の何者でもないが、霊王宮では威厳を湛え、恐れられているらしい。
でも秘書官の響鬼には頭が上がらない。
安曇とは霊王宮に召し上げられた時からの付き合い。


霊妃(れいひ)
霊王の妃

漣家の地下神殿に眠る世界の秘密。
霊王と対等以上の力を持つ。
気まぐれに神籬に降りるので、漣の巫女たちはその対応に追われている。


草薙睦月(くさなぎむつき)
霊術院の医師兼薬学講師
朽木家の医師兼青藍の目付兼護衛

何かと朽木家に振り回される苦労人。
しかし、そんな生活も割と気に入っている模様。
酒好きの甘味好きで、琥珀庵の常連。
橙晴が死神になったので、霊術院に居る時は平穏な日々を過ごすことが出来ているらしい(でもすぐ朽木家に呼び出されるので結局忙しい)。

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