蒼の瞳、紅の瞳
■ 響鬼

響鬼(ひびき)


high/142cm
weight/31kg
霊王宮筆頭家臣秘書官


黒髪黒目の少年。
多大な不満を抱えながらも、霊王に命じられて秘書官として十五夜に仕えている。
日々十五夜が鬱陶しくて仕方がないが、十五夜の力量を認めているので渋々彼の傍に居る。
上司であり、筆頭家臣である十五夜を糞爺と呼ぶことも。

秘書官、という立場ながらも、霊王宮の中での地位は高い。
その理由は、彼が霊妃の右腕であるため。
霊妃からの贈り物として霊王に送られた響鬼だが、霊王に忠誠を誓っているわけではない。
彼はあくまで霊妃の右腕であり、霊妃のもの。
霊王宮に居るのは、霊王と霊妃の通信を担っているため。

霊妃の力を行使するとき、彼の瞳は紅に染まる。
彼と霊妃の意識は同調しており、彼が霊妃の言葉を伝えることが多いが、霊妃自身が彼に降りて言葉を発することもある。
その際、十五夜は響鬼に礼を取ることになるので、その様子を見た事情を知らない霊王宮の者は、響鬼を恐れているらしい。

咲夜に頭を撫でられるのは良いが、十五夜に頭を撫でられるのは嫌。
何となく気に入らない、というのが、彼の弁である。
少年の姿を取っているが、性別はどちらでもない。
その姿を取っているのは、動きやすいから。
そのため彼は少なくとも千年以上少年の姿をしている。
不審に思うものもあるが、霊王宮だから、という理由で納得されることが多い。
[ prev / next ]
top
×
「#ファンタジー」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -