■ 十五夜
漣十五夜
high/190cm
weight/68kg
霊王宮筆頭家臣
主人公の大叔父(主人公の祖母の弟)。
霊王の側近として仕えている。
金髪碧眼、長身痩躯の色男。
見た目は浮竹や京楽より若く見えるが、実は元柳斎と同じくらい生きている。
漣家に生まれるが、霊王の一存により霊王宮へと召し上げられた。
お蔭で筆頭家臣となるまでに色々とあったらしい。
咲夜が生まれたときに彼女の婚約者となったが、彼女には伝えられていなかった模様。
彼女の運命を見据え、彼女と鏡夜、彼女と己の姉の確執を知りながら、手を出すことはしなかった。
しかし、白哉の言葉に頬を打たれたような気がして、彼女と関わっていくことを決める。
霊王宮という特殊な場所に仕えているために、十五夜の身はとても重い。
彼の権力は霊王に次ぐが、その権力を振るうことが出来るのは世界のためにだけ。
自分のため、誰か個人のためにその権力を振るうことは許されない。
阿呆で軽率な振る舞いをしていても、彼なりに色々な苦悩があることは間違いない。
表面上はそんな苦悩を一切感じられないが、恐らく誰よりも苦悩の多い男。
咲夜と彼女の子どもを溺愛している。
白哉のことは、咲夜を攫って行った男として見ているが、彼の傍に居る咲夜が幸せそうなのである程度認めている。
瀞霊廷に降りる度に白哉をからかいに行き、六番隊舎を破壊する。
ちなみにそれを片付けるのは恋次を始めとした六番隊士である。
彼の手にする純白の扇子は、霊王から賜ったもの。
「春乃嵐(はるのあらし)」と名付けられたそれは、仰ぐだけで嵐を巻き起こす代物。
風を操ることが出来るので、攻撃や防御も可能で、千本桜と対等に渡り合う(実戦経験の差から、千本桜の方が優勢だが)。
攻撃や防御といった使い方のほかにも、用途があるらしい。
秘書官である響鬼という少年と共にいることが多い。
付き合いが長くなってきたせいか、彼に粗雑な扱いを受けることが最近の悩み。
白哉には呼び捨てにされるし、天音には引っ叩かれるしで、己の地位が揺らぐのではないかと心配している。
しかし、普段はふざけていても、そこは筆頭家臣。
やる気を出せば彼に不可能はないらしい。
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