もうこれ以上歩けない

愛してる、そう言えるほど僕はまだ強くない

アロマオイルに浮かぶ指輪

消えない落書き

愛もいつかは塵となって終う

深夜0時の恋人たち

今にも消えそうな星に囁く

たった5文字さえも伝えられずに僕は死ぬ

世界で7番目くらいに愛しています

だって拒絶されるのがこわいから

いなくなればいい

愛してるをさよならの代わりに

いつか終わるというのなら

わたしはなにに縛られているのだろう

涙の向こうの景色が見たい

こんな想いは融けてしまえばいいのに

嘘みたいな愛してる

愛の証明を求めるひと

月並みな言葉だけど、愛してる

いつだって上手く伝わらない

ただキスがおいしかったから

見つめすぎて開いちゃった穴

確かなことひとつ胸に抱き締めて

わたしの肺があなたの息で満ちるとき

ふたりきりのせかいのなかで

耳元で囁く




あいしてる























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