2021/07/25



色々考えて主人の器として折れるまで本音は漏らさずただただ審神者に選ばれるように振る舞っているのかなとか、審神者が死んでようやくその胸中を吐き出してそれを大事に誰も触れないようにしまい込んで見ないようにするのかなとか、存在すらしてるかも分からない地獄で待ってるなんて審神者に言って生を終えるとかもう悲しくて辛くて、しんどいと同時に長谷部の一番は本当に"今の主"なんだなぁって、それが終わっちゃったら本当に終わりなんだなって胸が詰まります。人間が絶対に生物として寿命を迎えて死んで彼を置いていく存在である限り長谷部の怯えや悲しみは消えない。
せめて私の中のへし切長谷部は主ちゃんがある間にはせめていつか終わるとしても幸せでいて欲しい。たまに思い出の蓋を開けて主ちゃんへの慕情を慈しんでくれるように、ただ悲しいだけの主人の中の一人の記憶にならないようにしてあげたい。

だからうちの長谷部くんは置いていかれたりするから選んでもらえるよう好意的に振る舞うのではなく、自身の意思で主ちゃんだからこそ惹かれて好きになっています。そこに打算も恐怖も諦めも無い。好きだから好きで、それがお互いに成立している関係です。

もういっそ時空なんて歪めて審神者は外部的にしか歳も取らずに死なないようにしてしまえたら幸せなのかもしれない。某STGみたいに強制容体固定してしまって、更にナノマシンで病気は何のそので実質不老不死にしちゃう。それもありかもしれない。


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