色変わりて

初見 名前

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:一番最初はむかしむかし
:炉端で想うはだれのこと
:吐いては捨てた夢物語
:握りこぶしを胸へとあてて
:星のまたたき夜まで待てと
:へんくつ娘は変わり者
:時を昇りて気づくこと
:千五百の想いは靄をも抱く
:理屈屁理屈となえる頭
:鵺の笑みとて愛しと知れば
:塁月ありて理解は遠し
:踊る道化がはじめの一歩
:詫びを届けに馳せ参ず
:欠いた戒めだれぞを誘う
:夜明け烏が焦がれた朝に
:足るを知るため他を知れと
:列成す幸せあなたと拾う
:逸らし逃げては見えぬもの
:呟く言の葉こころへ落ちて
:猫の目うつろい鞠さだめ

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